パレスチナ
2023.10.20
浅川 英高
パレスチナがぐちゃぐちゃだ
毎日のニュースを見るのがつらい。そこに悲しみが、泣き叫ぶ顔が、がれきの街を彷徨う人が、
そしてリアルな死が有る。
そして辛いのが、解決の道筋が全く見えない事。複雑すぎる事。
ロシアとウクライナは単なるロシアのプーチンの侵略に過ぎず、どちらかが負ければそれまでだが
イスラエルとパレスチナの問題は単純ではない。
そもそもイスラエルの建国からその火種が有る。紀元前の歴史があるにしてもパレスチナの地であった
ところに国連主導でユダヤ人の国を作り、パレスチナとイスラエルの領土の割合を決めたらしいが
国境は決めなかったのだろうか。また4次まで戦争をして次第に領土を広げたイスラエルに対し国際社会は
黙っていたのか、そもそも誰が今ごろになってユダヤ人の国家を作ったのか等々解らない事ばかり。
パレスチナにしては自分たちの地に。という思いがあり、イスラエルにしても四面楚歌の地で甘い顔をしていたら
国家の存亡にかかわるだろうし。
いずれにしても昨日今日の話ではない。
そして今、パレスチナの国民はパレスチナ自治政府のアラフャト議長でなくハマスの指導者をより指示しているという。
それぐらいパレスチナの人たちの憎しみは激しいし、イスラエルはそれには武力で答えるしか無いのだろうし。
アメリカには仲裁国としての資質は無いし、そのつもりも無いだろう。
ロシアは自分の事を棚に上げて批判しているし。
救援物資すらなかなか届けられないようだ。
せめて両国民は守れないのか。改めて国連の無力を痛感する。