ウクライナ1年
2023.02.24
浅川 英高
ロシアがウクライナに侵攻して1年になる。
この機に国連が「ウクライナでの平和を求める決議」を採択した。
賛成が140か国以上だったが その決議に反対、棄権した国が50か国以上もあった。
人間個人個人考えれば当然の決議が、国としての表明になるとこんなに多くの国が
平和への決議に後ろ向きだ。
人間としての正義となれば9割以上の賛同が有るはず。
国となると複雑になる。国同士の今までの付き合い、経済的な関係、宗教的な考え、等々。
そしてもう一つ、その国の指導者の考え、都合。
権威主義国家の指導者にとって民主主義の発展は都合悪いだろう。アフリカを中心にこうした国が
世界中には半数以上らしい。
日本の核禁止決議に後ろ向きなのも、今回の決議反対と大して変わらない。
核禁止、軍事侵攻反対。こんな単純な事が、国となると難しいようだ。
だから戦争が絶えないのだが。