神社
2023.10.26
浅川 英高
先日の中日新聞朝刊に、神社と自治会の在り方についての記事が載っていた。
最近自治会費からの神社費の支出を取りやめる様に。住民からの声が上がり始めているという。
神社を地域住民がどう考えるかが大きな問題だが、その神社は「神社は宗教である」とはっきり言っている。
大方の自治会は、神社を地域の守り神、心の拠り所と捉え、自治会費から納入しているところが多いと思う。
が、当の神社が「宗教である」と言っている以上 今まで通りの支出に意義が出るのは想像できる。
私自身も常々感じていたが、それに集めた会費から自民党に、多額の献金を神社が行っている事も重大と考える。
神社の当番をしている時に そんな事を言ったが無視された。
近い将来、自治会費と神社会費とは別々に集める事になるのだろう、しかも任意に。
ほとんどの神社は金が無い。金が無い神社から改革が始まるのだろう。
神社には有史以来の歴史があるから、脱宗教宣言も出来ないだろうし。悩ましい神社の将来である。