百貨店
2022.05.26
浅川 英高
今日の朝刊に小さな記事「そごう売却3社が応札」
百貨店が斜陽になって久しい。
今回のそごう・西武の話も今年の初めには報道されていた。
投資家、「物言う株主」からの要求による事が大きいのだろうが
一昔前では考えられなかったこと。一般的に見て、格上の百貨店が格下とみてきたコンビニに
愛想を尽かされている様な構図。
セブン&アイの祖業であるイトーヨーカドーについても食品に絞るなどの再編が求められているとか。
少し前には、と言ってももう50年にもなるかもしれないが、デパートはウキウキするところだったし
そこで買い物をすることは一種のステータスだった。柳ケ瀬の丸物屋上の小さな遊園地へ子供を連れて行ったことも。
あんな楽しかったところを今挙げてみろと言われても見当たらない。
いくつかの全国規模の百貨店があったし、地方の百貨店もあった。
「どうなる百貨店」 と哀愁を感じるのは我々高齢者だけか。何とか生き残る道を探ってほしいのだが。