横綱
2021.03.26
浅川 英高
横綱鶴竜が引退した。
最近の5場所ほど休場していた。協会からもいろいろと言われていた。
しかしそれでも辞めず、次の場所に賭けていたようだ。国籍を取るまでとか事情は他にもあったようだが
それでも世間の目からよく耐えたと思う。横綱白鳳にしてもしかり。
日本の相撲さんなら、ましてや日本人の横綱ならここまで辛抱できなかっただろう。
相撲道と言うものがあるかどうか解らないが、いさぎよいのが美とされてきた日本人なら
もっと早く引退してきたに違いない。切腹の精神とは言わないが。
早く、いさぎよく辞めるのが良いか、苦難を、批判を乗り越えて頑張るのが良いかは解らないが
はっきり言える事は、この程度の粘り腰は政治家にとっては大したことではないし、政治家に
言わせれば、軟弱と言われるだろう。
政治家道は、批判を物ともせず、取り敢えず辞めない事と見つけたり。
兎も角、鶴竜は横綱の重責が有り大変だったろう。ご苦労さんでした。