少し前の新聞に、松田岩夫さんが亡くなったと載っていた。

政界を引退してだいぶ経つが、松田さんには特に思いれがある。

今は走っていないが、マラソンに一生懸命の時があった。

長良川走ろう会の大会にもよく行った。そこで度々、松田さんが主催者側として

手の届くところで挨拶をしていた。渋い、良い声だったし、あいさつもうまかった。

そういえば、あの頃は中選挙区で、いつもあまり良いところでの当選ではなかった

ような気がするが。

小選挙の理念はよく解るが、今は、ばらばらの野党で、イギリスやアメリカの様に

政権の変わる予感は全くないので、意味が無い。と言うより

弊害の方が大きい。死に票が多く、民意と議員数が会っていない。

その点、中選挙区制は死に票が少なくて良いと思うのだが。

不謹慎だが、今の岐阜の小選挙区は全く面白くない。戦う前から自民の独占は決まりみたいなもので

はらはらドキドキが無い。

また、小選挙区では定数是正もやりにくいだろう。

小選挙区で一人減らそうとすれば現職の関係で大変だが、中選挙区ならもう少し楽に思うのだが。

一票の重みを同じにするため、やはり、定数是正はやらなければならない。

２倍で良いのかとも思うくらいだ。民意の反映の為にも。

政権交代の望めない今では、中選挙区制が良いのだが。

と言うより、年寄りのノスタルジーかな。