日本製鉄によるUSスチール買収が難航している

自由主義国の頭を自任しているアメリカが、大統領選に絡んで滑稽な動きをしている。

安全保障上の問題が有るとして、民間の合併に介入している。

純粋な経済活動に、両大統領候補が介入。

安全保障上と言っているが、両陣営とも鉄鋼労働組合の票が欲しいだけで

何も考えていない。SUスチールの事も。

アメリカの政治は面白いもので、もろに、金を出す業界の為に動く。

露骨に。

トランプなどは石油業界の為に、当選したら石油を掘って掘って掘りまくると言っている。

二酸化炭素もくそくらえだ。（もともと温暖化と二酸化炭素は関係ないと根拠のない事を公言しているが）

勿論日本の政治家も、献金をしてくれる業界、会社の為に働いているが、一応、野党は企業献金を

無くそうと言っているし、政党助成金もその為にあるものだし。

その点アメリカは、もろだ。大統領選に何百億という金が業界や企業から集まる。（個人の献金も多いが）

表向きは日本の方がまともだと思う。（日本の政治は、企業献金ともう一つ、アメリカ献金、詣でが無ければ

もう少しまともになるのだが。）大統領選が終われば、どちらが大統領になってもUSスチールの事など

すぐ忘れてしまうのだろうが。

いずれにしても、トランプが大統領候補になるくらいだからアメリカも軍隊以外は大したことない。

BY　浅川