大衣斐八幡神社
河村 道広
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- vol.15
- 完成
新拝殿が完成しました。
腰板は板金で壁は真壁仕様になっています。
壁はケイカル板に塗装仕上げにしてあるので補修が必要になった場合も塗り壁より補修がしやすくなっています。
建て替え前も立派な拝殿でしたが、新拝殿も立派に仕上がりました。
自治会の方々からも喜びの声をいただきました。 -
- vol.14
- 天井
床、壁が終わり最後に天井を施工します。
天井も壁と同じ羽目板を使用しました。
天井面が広く一枚では長さが足りないため2枚をつないで施工します。
つなぎ目には竿を設置しつなぎ目隠しと意匠性をアップしました。
竿はつなぎ目以外にも入れ天井面が豪華に見えます。 -
- vol.13
- 内壁
中の壁の工事です。
壁には無垢の羽目板を施工しました。
節のない杉板を使用しています。
天井も同じように無垢の杉板を使用するので、内装が豪華になりますね。 -
- vol.12
- 耐震壁
耐震性を良くするために構造用合板で補強しました。
サッシが付く壁は耐力壁にすることができないため、四隅の壁になる部分に構造用合板を両面施工しました。
外部は腰壁に板金、その他の壁は真壁にするため柱に受け材を打ち構造用合板を施工します。
四隅全てに耐力壁を設けることで、建物の重心と剛心がバランスよく配置され強い建物になります。 -
- vol.11
- 床工事
床の下地工事です。
土台と同じ高さに大引を組み、その上に根太を施工します。
根太の上にヒノキのフローリングを施工したら床の完成です。
神社のお拝殿なので節のないヒノキのフローリングにしました。
出来上がりをお楽しみに! -
- vol.10
- 屋根工事2
瓦の施工途中です。
屋根の反りにそって瓦がきれいに施工されています。
両袖の部分には丸筒瓦を施工します。
2列施工するので仕上がりが楽しみです。 -
- vol.09
- 屋根工事
建て方も終わり、瓦工事です。
二次防水となるルーフィングを施工し瓦割で桟を打ち施工していきます。
写真は軒先を施工するところです。
瓦の出を尺金で計算しながら施工していきます。 -
- vol.08
- 建て方2
屋根の野地板の施工をしているところです。
垂木が反っているため勾配がきつく、滑らないように細心の注意をしながら施工しています。 -
- vol.07
- 建て方
いよいよ建て方です。
大衣斐八幡神社の入り口には立派な鳥居が建っているためレッカー車が中まで入れないため、カニクレーンを使用しての建て方となりました。
普段使用する重機ではないため、操作に多少てこずるものの無事に建てることができました。
屋根垂木の反りもきれいに揃い安心しました。 -
- vol.06
- 基礎工事2
基礎が完成しました。
コンクリートのベタ基礎なので既設の基礎より強固になりました。
土台を緊結するためのボルトがしっかり入っているのも確認できます。
土台を据えたら次は建て方になります。 -
- vol.05
- 手刻み
基礎工事をやっている間に大工さんに手刻みで木材の加工をしてもらいます。
今はプレカットで工場での加工が主流ですが今回は手刻みにしました。
というのも写真にあるように屋根に反りをつけるため、垂木も反って加工しなければいけません。
大工小屋で仮組を行い、母屋に沿って反った垂木がうまく加工できているのがわかります。
ベテランの大工さんの技が光ります。 -
- vol.04
- 基礎工事
基礎工事です。
旧拝殿は石の上に乗っていただけの基礎でしたが、新拝殿は鉄筋コンクリートのべた基礎で施工します。
住宅のように大きい基礎ではないため、ベースと立ち上がりを一発で仕上げるようにしました。
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- vol.03
- 解体
既設のお拝殿を解体しました。
お拝殿で隠れていた本殿がしっかり確認できるようになりました。
ここに新しく基礎を作りお拝殿を建てていきます。 -
- vol.02
- 地鎮祭
今あるお拝殿を解体する前に地鎮祭を行いました。
自治会の方にも多数参加いただきました。
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- vol.01
- お拝殿建て替え工事
大野町にある大衣斐八幡神社のお拝殿の建て替え工事をやらせていただくことになりました。
写真は建て替え前のお拝殿です。
どんなお拝殿になるか楽しみです。