住友セメント
2016.03.01
浅川 英高
住友セメントのセメントサイロ。 知らぬ間に本巣市のキャラクター
もとまる君が描かれている。近くに行くと、その大きさに驚く。
多くの金が掛かっただろうに。これも地域貢献の一環だろうか。
このもとまる君も、できた当初は冴えないキャラクターだなと思ったが
見慣れたせいか さほど思わなくなった。しかし、それ以上の事は決してない。
そもそも、キャラクター作りに、旧町村のシンボルをそのまま入れて1つの物
にするという非常に安易な方法をとった事が、最初から限界だ。しかも、あの子
は、自分の足元が見えないから、自分一人でサッサと歩けない。フナッシーなん
かと違って、動きが緩慢。今の地方自治体のキャラクターも、間違いなくブーム
は去る。そして、もとまる君も、役所の倉庫の眠る事になるに違いない。その時、
この住友セメントのもとまる君ははたして。 人間と一緒で、命に限りが有ると
思うと、少々気の毒に思う。それまでガンバレ。