プラごみ
2019.08.16
浅川 英高
プラごみが、今 国際問題になっている。
死んだ鯨の胃の中から40キロのプラごみが出てきたり、何年後かには
海の魚の量より、プラごみの方が多くなるとかいった事が解ってきて
急にプラが悪者になった。
しかも、先進国はそのプラごみをフィリピンなどの後進国に捨てている。
昔から、汚いものは川に捨てる癖がある。川に捨てて、取り合えず自分の
周りだけきれいにしておく。流した物がどうなるのかは敢えて考えない。
プラごみも、東南アジアの後進国に捨てに行って、その先のことは考えないようにしている。
会社勤めをしていた頃、失敗すると「自分のケツは自分で拭け」と言われた事を思い出す。
自国が出した廃棄物は自国で処理するのが筋だろう。たとえ金が掛かっても。そうしながら
廃棄の技術を磨き、その技術を輸出する。
私は、学校は土木科だった。当時、土木と言うと 非常に遅れた世界に思えたが、環境問題
の事を考えると、ひょっとすると、もう一度 土、木、紙 などが主役に躍り出る事があるかも。
環境を考えずして これからは成り立たない。