トランプ
2017.02.08
浅川 英高
日本語に、拙速という言葉がある。
その意味を解説するのに、最も良く解る例が、安倍首相の日米首脳会談の
為の訪米が正にそれだと思う。
相変わらず、何を言うか解らないトランプ大統領である。評論家によると、
トランプは、世界なんかまるっきり見ていなくて、自分の支持者しか見て
いないらしい。世界のリーダー米国の大統領でなく、単なる世界の?国の
米国のボスらしい。
トランプの真の狙いも、何が欲しいのかも解らないうちに、何をそんなに
急いで行かなければならないのか、理解に苦しむ。
尤も、今回の早い訪米を評価する評論家もいるが、私は、拙速だと思う。
日本のトップが行くのだから、トランプの要求にも、『少し考えさせて
くれ』 とは、安倍首相の今までを見ていると言わないだろう。
言う言葉は 『 イエス 』の?言に違いない。
前回の、プーチン大統領との会談と時期といい、大丈夫だろうかと
思ってしまう。 トランプの、米国に、また、世界に於ける立場、評価
も定まっていないのに。何を急ぐ、安倍首相。