オリンピック
2021.07.29
浅川 英高
オリンピックは見ていて気持ちいい。
決して日本の選手がメダルを多く取っているだけではない。
どの戦いでも、勝っても負けても終われば相手をたたえ、規律正しく、周囲に気を配り
この場に立てたことに感謝をし、そして、感謝しながら戦いの場を去る。
スポーツとはこのようなものかと、すがすがしい気持ちにされる。
それに引き換え、先日終わった大相撲の醜さ。
6場所休場後出場の白鳳が優勝。
横綱の使命を果たそうと一生懸命なのか(そんなことは無いと思うが)、下位相手に土俵の端からの仕切りをしたり
いつもの顔面をぶつのは当たり前、カチ上げ有りと、勝つためなら何でも有りの取り組み。
そして勝てば、これ見よがしのガッツポーズ。
勝てばいいのかとついついテレビに怒鳴っている。
見ていて気分が悪くなる。
オリンピックを見ていて、余分なことを思い出してしまった。
しかし、オリンピックという純粋なスポーツと興行を比べるほうが間違いなのかも。