ウクライナ
2022.02.24
浅川 英高
世界は、二人の醜い老人と一人の太った若者に、どれだけ振り回されるのか。
そしてその三人に対し、どれだけの対抗策が有るのか。
「出るなら核戦争になるけど」と凄む狂人に対し、まっとうな人間は何ができるのか?
ただただ非難声明を出すだけ。
あとは実際にはさほど効果のない銀行口座の封鎖とか、要人の渡航禁止、その国に対する投資の禁止とか。
その経済制裁にしても、これだけグローバル化した現在、はたしてどちらが困るのか解らない。
つまり、狂人に対し、有効策は無いに等しい。
非常に腹立たしいのと同時に無力感を感じる。
西側の大国が結束しても最終的には侵攻後の事が既成事実として残るだけ。
クリミヤ半島がまさしく。日本に対する北方4島にしても。
始末が悪いのは、ロシア国民の7割、8割が瞬間的には今回のプーチンを支持していると言う。
日本の開戦前もそうだったらしいが。
自国民の支持が有れば良いと考えるなら世界がどう思おうと関係ないと考えるか?
有効策が無く無力感を感じ中でも尚、世界は地道に、結束して説き伏せなければならない。
それしか無いのだから。